タダリスによって多尿は引き起こされる?

タダラフィルは日本ではシアリスという名前で勃起不全症治療薬として製造販売されており、製造は日本イーライリリーが、販売は日本新薬が行っています。またタダラフィルは、勃起不全症症以外にも、肺動脈性肺高血圧症治療薬アドシルカ、排尿障害治療薬ザルティアとしても臨床応用されています。一方、タダリスは日本では承認されていませんが、インドで製造販売されているタダラフィルのジェネリック医薬品です。日本で入手するには個人輸入することが必要となります。
このタダリスで多尿が起こる、との報告がありますが、これは有効成分タダラフィルの影響と考えられます。タダラフィルは泌尿器領域においては、膀胱と尿道の間に存在する内尿道括約筋を弛緩させる働きがあります。この内尿道括約筋は、膀胱から尿道に尿が流れていかないようにする栓のような役割を果たしており、これが緩むと膀胱にたまっていた尿が尿道に流れ出て排出されてしまいます。この時に膀胱に尿がたまっている状態でしたらそれが一気に流れ出て、一時的な多尿状態となります。
これに対する対策としては、まずタダリスを服用する際には前もってトイレを済ませておくことです。間違っても我慢して尿をためこまないようにしましょう。またタダリス服用前後には余分な水分を摂取することは控えましょう。そして、尿意を感じたら早めにトイレに向かいましょう。そしてタダリスは作用の持続性が高い医薬品です。その作用持続時間は20時間程もあるそうです。ですから、翌日にも効果が持ち越される可能性は十分にあります。ですから、タダリスを服用した次の日にも、このようなことについて注意しながら生活する必要があります。それが不都合でしたら、作用持続性の短い、バイアグラやレビトラの方がライフスタイルに合うでしょう。